エデューレコミュニケーションズ

ニュース

『親子でつくる見たこと作文』が教育家庭新聞の書評に掲載されました

メディア掲載 2016.11.07

「したこと」よりも書きやすく

親子の会話から作文を書く実践を紹介。英語イマージョン教育を実践するLCA国際学園学園長である著者が考案したメソッドを使い、子供の文章力・表現力を伸ばす。

作文が書けない子供は、まず何を書けばいいのかわからない。「見たこと作文」は、「したこと」ではなく、子供にとって書きやすい「見たこと」を書く。最初は絵を描くつもりで、親が子供に「見たこと」を聞き取る。なかなか出てこない場合は、「最初に目についたのは何かな」「どんな色だったかな」など、子供に問いかけながら情報を整理する。子供たちは様々な視点でものを見ているので、その個性を全て認めることが重要だ。

大きさ、色、形などの詳しい表現、触った感触や味、音、においなどの五感表現、「~ような」といった比喩表現は、作文の「ほめポイント」。子供を褒めてモチベーションを高めることで、作文を書き続ける「書く持久力」をつけていく。子供の本心もわかり、親子の絆が深まる効果も期待できる。文章力を養いつつ、コミュニケーションも重視した実践だ。

web用『見たこと作文』書評_教育家庭新聞_20161107

*****************************************************
転載:教育家庭新聞 2016年11月7日号(09面)
※記事の著作権は教育家庭新聞社に帰属し、記事・画像等の無断転載をお断りします。

<参考>
▼LCA国際小学校
http://lca.ed.jp/